春天楽しみ
まだ枠は出てないけれど本命はタイトルホルダーでいきます。
去年は春天(GI)と宝塚記念(GI)で圧勝し、その後挑んだ凱旋門賞では果敢に逃げるも馬場に苦しみ大敗、有馬記念(GI)では凱旋門賞の反動からか不可解に失速し9着に敗れる。
今年は国内に絞ると陣営が宣言し、望んだ日経賞(GII)では59kgを背負いながらも圧巻の逃げ切り、貫禄を見せた。
しかしながら陣営の狙いは日経賞ではなく春天、完璧な叩きを経た今回の春天でタイトルホルダーを負かす馬なんているのだろうか。
タイトルホルダーの強みは圧倒的なスタミナ量。スロー逃げが好ましいと思われてはいるが、宝塚記念ではパンサラッサがいたこともあり番手からレコード勝ちを決めていて、時計勝負にも十分対応できるはず。とはいえ今回は他に逃げそうな馬が居ないので、タイトルホルダーがペースを作ると思う。
ジャスティンパレスやボルドグフーシュ、シルヴァーソニックやディープポンドが強いのは確かなことだが、タイトルホルダーに3200mで勝てる気はしない。今回陣営は大逃げを示唆しており緩いペースにはしないと思われる。そしてこの場合タイトルホルダーをマークするとスタミナを削られてしまうし、離れて運ぶと最後に差し届かない。横綱相撲で押し切るのみ。
4/23.24のレース回顧
『福島牝馬S』
ステラリアは展開向きそうで団野Jも好調だったが、レース間隔が一年開いていることだけ不安すぎて買えず。買い要素があまりに多かったのだから最低でも紐には入れなきゃ…。
平坦巧者に見えたビッグリボンが福島でも好走するとは意外だったが、自分は中山・福島の予想をする時はコース適正にかなり重きを置いているので今回は仕方ないと割り切り。
軸にしていたジネストラは200mの距離延長がそのまま響いたのかな。4着、惜しかった。
『マイラーズC』
ビーアストニッシド惜しかった!もう少し時計が掛かってくれていれば…。でも見せ場は作れていたし、やっぱりマイル路線でこそ輝ける馬なはず。次走も狙いたい。
誤算だったのはガイアフォース。初マイルで対応してくるとは思わなかった。ほぼ完璧な状態で出てきたシュネルマイスターと僅差の2着、とんでもない。
ソウルラッシュは大外枠から上手く運んで3着、松山Jが上手かった。自分が松山Jを買わないとほぼ確実に着内に飛んでくるの不思議だなぁ。
『フローラS』
イン・前有利すぎ。穴枠で挙げていたアウフヘーベンは良い位置で運べていたが、最後の直線では前が開かなかった。キレというよりは持続型の末脚が武器だと思うので、進路を確保しもう少し早めにスパートができていれば番狂せもあったのかなと…悔しい。
でも馬の力が足りていない訳ではないと思うし、開催が進んで外差しが決まる馬場でのレースでこそ輝くタイプなはずなので次走も狙っていきたい。
日曜の推し穴馬
人気は書いている時点でのものです。
・日曜 京都11R『マイラーズC』
11ビーアストニッシド(10人気)
→前走は良いレース運びだったが途中で鼻出血と災難。また適性よりも長い距離を走ることが多く、今回は久々に得意条件と見える。改装直後の京都競馬場は意外と時計が掛かる馬場になりそうなので、自分のペースで闘うことができれば復活の可能性は大いにある。鍵はペース配分、感覚派でアドリブに長けている岩田Jは適役に思える。
・日曜 東京11R『フローラS』
5アウフヘーベン(13人気)
→馬場はイン有利に働くと思っているので、伸びる内を通って追走し、進路を確保した上で持ち味の末脚が使えれば波乱もありそう。道中8番手以内にはいてほしい。
福島牝馬S 2023
◎8ジネストラ
○3ホウオウイクセル
○10ホウオウエミーズ
○13ストーリア
▲11クリノプレミアム
久々の競馬、当てたい。
ホウオウエミーズはかなり熱いと思ってます。
あと推奨馬には入れてないけど、パーソナルハイは今回深めのブリンカー着用。これをきっかけに復調して本来の逃げができれば大波乱もありそう。
涙のレース回顧(オーシャンS)
◎11キミワクイーン(12着)
○2ナランフレグ(9着)
○6ジュビリーヘッド(5着)
▲13エイシンスポッター(3着)
△16マリアズハート(4着)
☆1ディヴィナシオン(2着)
馬券は外しました。
ハイペース予想は合ってるのにどうして差し馬の評価を下げてたんですかね…、普通にエイシンスポッターを軸にするべきでした。
初重賞の壁は厚いかなと思っていたら、その壁に跳ね返されたのは本命のキミワクイーンの方でした、残念。
ナランフレグは流石に位置が後ろ過ぎた感。内枠スタートだから難しかったとは思うけど、GI馬として掲示板は確保してほしかったなぁ。
そしてなんと言ってもディヴィナシオン。複勝24.3倍だったんだから買っておくべき。
6頭中4頭が掲示板に載ったのは自信にしたいけど、軸選びはもっと考察を重ねるべきだと痛感。次は軸をちゃんと3着以内に確保したい。
全頭考察オーシャンS
《舞台設定》
・開幕二週目ということもあり、基本的に前が有利。
・過去10年間ハイペースとなっている。
→中団・前目で運べる馬を軸にしたい。
1【ディヴィナシオン(菅原 57.0)】☆
近走の着順は奮わないが、内容は悪くない。最後に速い脚を使えるし、菅原Jへの乗り替わりもプラスに働きそう。内枠を活かし、最後に弾けることができれば熱い。
2【ナランフレグ(丸田 59.0)】○
去年2着、実力上位のGI馬だが海外遠征明け・目標は高松宮記念・初の斤量59.0・前有利なトラックバイアスなど、危険因子もまた多い。差しきれないパターンも想定しておきたい。
3【グラスミヤラビ(柴田善 55.0)】
近走では成長を見せているが、東京巧者かと。上がり最速を出すことが多いが、一気にメンバーが強くなる今回では通用するのか疑問。
4【ロードマックス(団野 57.0)】
あまり大敗しない馬で、ここ数戦はスプリント戦を継続して使っている。ただここに来て本格化を望むことは難しく、力負けの気がする。でも団野Jはこういう馬を持ってくるイメージがあるので不気味な一頭。
5【ジャズエチュード(石川 55.0)】
韋駄天Sへの叩きで使うつもりだと思う。4ヶ月の休み明けでここ三戦は全て千直、評価しづらいところ。
6【ジュビリーヘッド(横山和 57.0)】○
中山巧者で、横山和Jも好調。開幕2週目の中山なら外のジャスパージャックを待って2.3番手辺りで追走し、最後の直線で伸びることができれば馬券圏内。ただゲートで躓き、展開に乗れなかったレースもあるのでそこが心配。
7【オパールシャルム(武藤 55.0)】
不利などもなく力で負けてしまっている印象。逃げ残りの可能性も考えにくい。
8【カイザーメランジェ(黛 57.0)】
ピークアウトしてしまった印象。前進気性は素晴らしいが、最後に脚が無くなってしまう。
9【ヴェントヴォーチェ(Cルメ 57.0)】
中山適正〇。キーンランドSでは完勝だったが、極端に内有利な馬場で鞍上がラチ沿いへ最上級のエスコートをできたことが大きく感じられる。また、ゲートは速くないため後方から運ぶ可能性が高く、最後に伸びるコースを選ぶことはルメールJでも困難なのではないだろうか。5ヶ月の休み明けというのも不安要素ではある。今回は思い切って馬券から外そうかなと。
10【レイハリア(吉田豊 55.0)】
先日パンサラッサで大偉業を果たした吉田豊Jが乗るとはいえ、レイハリアの状態は下降気味。ここで上向いてくるとも思えず。
11【キミワクイーン(岩田康 55.0)】◎
フィリーズレビュー7着の後、距離短縮した途端に2-1-0-0、ハイペースでも先行しつつ最後に良い脚を使うことができるのが強みで前走は今回と同じ舞台で完勝している。また前走は馬体重+18kgで出てきているため、一戦叩いたことでの上積みにも期待できる。乗り替わりになるのは惜しいが、ラチ沿いを突くのが抜群に上手い岩田康Jならエスコートに不安は無いはず。久々の重賞で相手も強くなるが、ここは思い切って軸に据えたい。
12【タイムトゥヘヴン(大野 57.0)】
ここに来て距離短縮なのはどういうことなんだろう。スプリント戦のスピードについていけるのか、末脚を最後に使えるのかなど不安要素が多く、好材料が見当たらないので見。
13【エイシンスポッター(角田河 57.0)】▲
重賞初挑戦だが、前々走で競ったマッドクールはその後重賞で3着と力を見せている。右回りのコーナリングが良く、継続騎乗で癖を掴めていることも好材料。しかしながら毎回4角10番手以降からの追い込みの形となっているため、前有利のトラックバイアスは歓迎できず、後方から内を突くのは至難の業だと思われるため、重い印は打てない。あくまでチャレンジャー枠として有力な馬だと見ておきたい。
14【スンリ(ムルザバエ 55.0)】
ムルザバエJだから怖すぎるんだけど、近走の相手が強かったとは思えない。
15【ジャスパージャック(北村 57.0)】
スロー逃げが狙いたい馬だが、果たしてどうなるか。レイハリアが強気にハナを狙いに来たらかなり不利を受けることになりそう。また、外枠も向かい風。
16【マリアズハート(吉田隼 55.0)】▲
今回のメンバーの中で一番好き。最近の重賞3つも良い走りはできている。斤量55.0はありがたく、吉田隼Jも連続騎乗3戦目、ブリンカー着用などの工夫も見られる。今回は得意の舞台、ハイペースで前が崩れる展開になれば一発があってもおかしくないと思ってる。真ん中辺りの枠が欲しいところ。
フェブラリーS
《印》
◎7レモンポップ
○4ドライスタウト
○12セキフウ
○14ヘリオス
▲2シャールズスパイト
▲9ショウナンナデシコ
《馬券》
7-4.14-2.4.9.12.14(3連複)
7-4.14(馬連)
《備考》
・レモンポップは距離短縮や乗り替わりが不安視されているが、メンバーが手薄なこともあり実力で捩じ伏せると思う。
・対抗でヘリオス。3ヶ月前の南部杯では逃げてカフェファラオと着差のない2着、今回は何が何でも逃げたいという馬がおらず、外枠はスタートから芝が長いのでその利を活かして武豊Jは逃げの手を打つ可能性がある。カフェファラオは去年と一昨年でフェブラリーを連覇しており、地方の舞台とはいえ同距離で張り合ったこの馬に期待したい。
・ドライスタウトは実力馬だと思うが、中央で重賞にまだ出たことがないのが怖い。また、内枠もプラスとは言えず、出遅れたりしたら包まれて終わってしまいそうなので強気には買えない。
・シャールズスパイトは海外馬だが、臨戦過程に陣営の本気度が見える。東京のダートに上手く慣らすことができていれば、ここでも好走してきそう。未知の存在だが、抑えないと怖い。
・セキフウは前走やる気がなかった。ただ典型的なムラ馬で、ちゃんと走れば能力は高いので紐で押さえる。
・ナデシコは地方馬だが中央でも渡り合える能力は持っている。前で突き放す脚が使える馬なので、初動の差でヘリオスの番手で運ぶことになっても問題はなさそう。前が有利と見てよさそうだし、粘り勝ちの可能性に賭けてもいいのでは。
・レッドルゼルは距離が不安。人気薄なら抑えたが、3番人気で買う気は起きない。テイエムは転厩してからおかしい。去年とは別の馬になってしまった印象。